このレビューはネタバレを含みます
観はじめて早々に、
「ふ、復讐は主題じゃないんか……」
「か、会話のテンポ早っ……」
ってなってテンション上がった笑
好き。
MIYAVIはどの映画でも異様な空気撒き散らして最高だけど、この映画では歩き方がMIYAVI過ぎてMIYAVIってた。
ストーリーの良し悪しは僕には分からないけど、坂口が最後に「俺とこの女とどっちが大切なんだよ!」と言い出したので、ああ、なるほど、これはラブストーリーだったのか……と理解した。ですよね? じゃないと出会のシーンで映画締めたの意味分からなくてないですか? もう、これは相手が死んじゃう系のラブストーリーまんまじゃないですか? 知らんけど。
予告にも使われている、マットドックで始まりヘルドックスでうんちゃらみたいな台詞ってどういう意味なんですかね? 映画としてはマットドックは始まりですけど、兼高としては、別に始まりではないのでは……って気になって気になって。ヘルドックス、ハウスオブバンブーがタイトルについてるのも「そこ、そんなに大切なのかな……」ってなった(笑)
なんか、この映画と僕がちょっとずつズレてたみたいで、所々違和感を感じるんだけど、それが嫌気がさすレベルじゃなくて良かった。
もしかしたら原作読めば違和感ないのかも、と思ったり。
あと、はんにゃの金田すごくない? 金田だよ、って言う妻に、3回くらい「え、金田じゃないでしょ? 芸人さんじゃなくて役者さんでしょ?」って言ったもん。いや、良かった。ぶちのめされてるところも良かった(笑)
宗教二世、象牙ビジネス、反社と東南アジア、わりと時代にハマってるし、楽しかったな。