【過去に息子を〇〇した母が、若くして認知症になった話】
「半分の花火が見たいの」
↑前情報入れん方がオモロいんじゃないかな〜!
take-(Li)-A-chance!
ー当たって砕けろ!ー
菅田将暉さんの映画にしてはあまり評判になってない⁉︎と気になって😝
認知症の演出が、"わかりやすい『ファーザー』"やって言うのがわかりやすいかな😚
ステディカムで同じ映像を繰り返し、混乱させた後、あらゆる映像が記憶をかけ間違えていることになっているのが、次第にわかっていきます💡
『ファーザー』は、認知症の主人公が自分の状況をわかっていないカオスな恐怖で、それが観てる側にも伝わってくるトリッキーな傑作。
こちらはフラッシュバックを多用しながらも、過去がパズルのように明らかにされていく流れは理解しやすかったと思います。
更に、お母さんが息子に示す様子が様子だけに、序盤からかなり引き込まれちゃいます!
演出はこんな感じ!
そして、ストーリーは面白かったけどなかなか重たいです😳
親子の人生における最終盤の転換点に来て、ある出来事について、どう折り合いをつけるか
感情が落ち着かない。。。
認知症を扱うだけの作品ではないのです!
⚠️前情報何も入れたくない方は、ここでUターンでお願いします🙏
重たいっていうかキツイ。
状況的に、母親が100%悪い。その背景的なことは描かれず、純愛の記憶やと思ってたシーンは全て子供を捨てた不倫シーンなんやと思うと…胸糞悪い😨
フィルマのあらすじには、"母の本当の愛"とかあったし、
終盤の「ごめん…」てのは、泉にも忘れてたことがあり、楽しい記憶もあったよねという喧嘩両成敗的な感じやったけど、
それは綺麗にまとめすぎやろ〜
本当の愛ってか、それさえなかったらもはやネグレクトなだけよ😓
(てことでの渋い評価なんかな🤔)
ただ、母親が泉を置いて行ったところの心情は不足というより、省いてた感じなので、これはこれで良いかと。
なので、
母の動機についての感情移入は不可能
やけど、
後悔に対する感情移入は不可避!!
どんどん弱っていく母に対して、
病気やし、どうしようもないし、責めたって意味がないのは分かってる
やけど、冷静ではいられない、許すわけにはいかないという息子の怒り
自分はあの辛さをどうしたって忘れられないのに、
親は罪悪感をどんどん忘れていくという不条理
母を探して走る子供の泉の姿。きっと出て行った母親を探してたのよね。
辺りを必死に走って、徘徊してた母を見つけたとき、「私に探して欲しいんでしょ?」なんて言われたら…意味がないとはわかっていても、突発的に怒りが湧くよな😩
あと、地震ね。
これは人にとっては見るに耐えない恐ろしい演出やで…
事前注意はあったんかな?
原田美枝子さん、うますぎる!
虚しさ、か弱さ、痛々しさ…
見ててひたすら辛くなる😟
あまりにも複雑で、行ったり来たりする母親への感情を、菅田将暉さんは静かに熱演してたと思います😊
本に挟まってたメモが落ちて、かき集めるところは、グッときた🥺
だーすーとまさみちゃんの夫婦、アリですな👌
わお!新進気鋭の若手俳優岡本天音くん!
さらに河合優実さんまで!え、いた!?
認知症に加えて色んな要素がごちゃついたり、あからさまな演出(バスの会話、不気味なAI)もあったりで、ちょっと惜しいところも感じるけど、
言葉にしきれんぐちゃぐちゃの心情が描かれて、演出込みで個人的には結構好きな作品!
💌→→→あちゃん
これ、あちゃんの感想がめっちゃ気になるやつ〰︎
今回もありがとう!