ここ数年ヒットしたアニメ映画の全部に似てた
短い作品だし、ガッツリ隅まで見るオタクのためのものではなくて、若者カップルのためのセカイ系デートムービーでもない。
自我が芽生えてオタクの入り口に立った、小学生向けかな…。
ようこそこちらへ
先に映像を魅せたい「泡」と「パルクール」、「歌」のテーマがありきで、ストーリーをそれに乗せたというカンジなので、原因もオチもはっきりしない雰囲気映画
2010年くらいのデザインのキャラクター達が記号的な台詞を喋るだけなので、複雑な話はとくに出て来ません。
消費カロリー軽め。
パルクールでポンポンしている身軽な感じはあったけど、「重力が壊れた」っていう特殊なアオリに期待した映像のオリジナリティは、私はあんまり感じなかったです。
あとはヘソ出しでも腹チラでもない微妙に丈の足りてないパーカーとか、謎の掛け声が絶妙にダサかったりはともかく、売りであるはずの泡がそもそも映像的にそんな綺麗に見えなかった
水に戻ったとき灰色で汚い…
正直な話、映像的に恐らく目指してるだろうアニメ映画群のクオリティではなかった
いや、すごいんだけど、最近アニメって地上波ですら全部すごいからね…
最後まで実態のよくわからない謎の現象は意外と印象が後を引くので、世界観としては結構好きです。