このレビューはネタバレを含みます
海外に日本のアニメーションのレベルの高さを見せつけたいってのが凄く伝わった作品。
ストーリーはとてもシンプル。
仲間や青春という言葉から離れた、一匹狼系の主人公が、泡から生まれたばかりの世間知らずなヒロインと出会い、仲間の大切さを知るみたいな感じ。
こういう物語の難しいところが、出会ったばかりの主人公とヒロインをどうやって、作中の数十分で距離を詰められるからというところ。
二人の距離が離れていると、後半のクライマックスで心が動かない。
その距離の詰め方を空中パルクールというのは新しくて素晴らしかった。
無理矢理なシナリオ展開は、やや気になるが全体的に面白かったと思う。
ただ主役とヒロインも、しっかりとトレーニングを積み重ねた声優が演じたのを観たかった。