D5810

バブルのD5810のネタバレレビュー・内容・結末

バブル(2022年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

気になるところが沢山あった。自戒も込めて。

総合すると、説明する部分とビジュアルで見せる部分、あえて何も説明しない部分の構成が歪で、世界観やキャラクターが与えられた役割の通りに動いている印象。

全員リモートで別で作ったものを最後に合わせて調整できなかった様な、いい素材を組み合わせたけど美味しい料理にならなかったなという感想。

進撃の巨人の監督だからパルクールカッコ良く描けるでしょという意図が透けて見えてしまっていて、それなのに進撃程の爽快感や動きの良さはなかった。アクション作監がいないのが大きいと思う。

背景に関しても、明らかにキーが多すぎるキーボードが目立つ位置に描かれていたり(アップ時に通常のキーになる)レイアウトや構成が揃っていなく感じた。

絵や構成全体に一本筋を通す、ストーリー構築や世界設定、コンセプトの統一の大切さを感じる。

ストーリーがはなから存在しない、世界観とイラストを収録したビジュアルブックであれば、ファンはたくさんつくと思う。
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