このレビューはネタバレを含みます
もっと軽くてキラキラしている恋愛青春ストーリーになりそうな設定だと思ったけど、良い意味で期待を裏切られた。
「恋とは何か」という哲学的なテーマを主軸に起きながら、光が見えたり、光を見てもらえなかったり、恋を探したり、恋に恋したりする。
主要キャラが少ない分、余計な要素がなくシンプルな展開。キャラ達の会話や思考や時々緩い日常が美しい情景の中で進んでいく。
最後は各々が、自分なりの恋に向き合う姿が良かった。アオハル感というよりは、「恋って素敵だな」と清く思えるのが良かった。
恋とは、誰しもが語れるが誰しもが正しく語れないものである