このレビューはネタバレを含みます
劇場にて『グリッドマン ユニバース』観終わり。
傑作、というより快作。
映像エンターテイメント界最強の怪物「夢の国」がくり出す『MCU』に対する日本のエンターテイメント、アニメ・特撮・ゲーム(明らかに『スパロボ』を意識しているであろうアクションシーンの作画)の推を集め、出した答えが本作だ、と。
あくまで、そこまでシリアスにならずゆるく、とはいえぶっ込んでくる超展開も、好き嫌いは分かれるだろうが、「虚構を信じれる唯一の存在」としてファンを肯定し、語りかけてくるメタ的な展開の脚本は秀逸。
今時な会話劇を紡ぐ声優達の名演も賞賛。
「こういうのが観たかったんだろ?」な製作陣の思惑通りな全部乗せな映像作品になっている、と。
感想を上げてるみなさんの「最高of最高」っていうのにも納得。
そして、「グリッドマン 緑川光」とクレジットされている理由にも納得。
なによりもグリッドマンの物語だったのだ、と。
ホントに本作はヒットして欲しい。
こんな事思うのは初めてだ。
夢のヒーロー『グリッドマン』が退屈から救ってくれるからみんな観に行くのだ!
以上。