このレビューはネタバレを含みます
これまでのグリッドマンシリーズの集大成となる完結作(?)。激熱過ぎた!!!!!!観終わった今考えれば本作のタイトルは「グリッドマン ユニバース」なのだからあり得る話なのだけど、「SSSS.GRIDMAN」
「SSSS.DYNAZENON」だけでなくその2作の素となった特撮版「電光超人グリッドマン」要素も入っていたのは嬉しい驚き。
「SSSS.GRIDMAN」と同じく世界観設定に仕掛けが有ったのは面白かったが、同時に細かく見ると、裕太が存在を保てた理由とか、蓬たちの出現辺りの描写には粗もあるような気もする。でもそれが気にならないくらいに熱さと勢いで持っていかれた。
世界の主軸となる「SSSS.GRIDNAN」要素が7割、そこに巻き込まれた「SSSS.DYNAZENON」世界要素が2.7割、そして残りの0.3割は「電光超人グリッドマン」要素といった印象。唐突に出てきたバイク乗りの青年のCVが特撮版の主人公直人を演じた小尾昌也さんだったり、特撮版で日常パートで何か動きのある時に使われていたBGMがかかったりと、小ネタではあるけど嬉しかったなぁ。
各作品の登場人物たちが期待通りの嬉しい登場をしてくれたり、音楽の使い方なんかも熱すぎる!世界観設定に驚きがあり、求めてたものを期待通りに出して盛り上げてくれる素晴らしいファンムービーだった!
裕太と六花の恋愛要素にはニヤニヤしちゃったし、作中の演劇の脚本と本作がメタ構造になってるのも面白かったな。
それにしても最近本当にマルチバース流行ってるな...笑