きーさん

グリッドマン ユニバースのきーさんのネタバレレビュー・内容・結末

グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

「人間はフィクションを信じることのできる唯一の生き物」うろ覚えですがここでウワー!好き!となりました。

trigger作品をちまちま追いかけていて、ロボット物の知見は深くないのですが、それでも良い作品でした。ssssグリッドマンとssssダイナゼノンは放送当時みたっきりで、復習せずうろ覚えでも楽しかった。

新条アカネという人物がいたことを、六花と内海しか知らなくて、それを伝えていきたい愛と、
記憶喪失を超えて、それでも裕太への気持ちが何かを再確認する六花さんと、
自分の作った世界とその"友達"たちへ、もう一度出会うアカネさんの愛、そこに協力するアレクシスが有限への理解を深めるところ、
もう、全部が愛で凝縮されていてたいへんでした。そして全員プリキュア。

ロボット変身シーンなにがなにやらででも(愛を込めて)オタク絶対好きな奴〜を全部叶えて、それ以上も見せて、カロリー激高なんじゃないかと思ったりしたけど、
そこで「自分が何者でもなくてもフィクションを信じられればそれでいい!」のパンチを食らってホロ泣きしました。アー、それ言われたらもう楽しむしかないのよ。ありがとね。

そんでもってやっぱりこのカロリーの濃さをテンポよくまとめ上げるのはtriggerの得意技で、やっぱりいいなあと思うのでした。見てよかったです。