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サバカン SABAKANのevenのレビュー・感想・評価

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)
5.0
最近観た邦画の中で一番良かった。良すぎて何から感想書いたらいいか分かんない。久ちゃんと竹ちゃん、子役2人の演技すごすぎないか。貯金箱を抱えて駅まで走るシーンからずっと泣いてた。何度「またね」と言っても「またね」と返してくれるのうれしいよね。何も考えていなさそうなお父さんだけど、子供同士の冒険を「行ってこい」と背中を押してくれたり、子供が泣いてるときには抱きしめてくれたりしてかっこよかった。世代じゃないから80年代の雰囲気は分からないけど、きっと誰でも共感できる小学生の頃のあの感じがとても懐かしい。登場人物で悪い人が(ほとんど)いないのも見ていて心が温まる。小学校高学年の子って本当にあんな感じで、生意気なところもあるけど、それでもやっぱり単純で素直なんだよな。長崎、美しいな〜〜。夏に観たくなる冒険映画は国外問わず、名作があるけれど、そのジャンルの中で群を抜いて好き。公式HPのキャスト紹介にある「この夏ぼくは、いろいろなやさしくてこわくておもしろい人たちにであってたのしかったです。」この一言でまた涙出ちゃうよ。映画観たあと、Re:Storyを無性に聴きたくなった。
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