ミシェル・ヨー主演！マルチバース！
ジャンルはSF、アクション、コメディ、ドラマ、ロマンス、ホラー…エブリシング！
その実は親子愛、家族愛、隣人愛、人類愛、すべての愛がテーマの家族再生ドラマでした。
お疲れカーチャンと思春期厨ニムスメ、間にニコニコ楽観トーチャン。ジイジもいるよ。
笑って泣けていい作品でした。結果的にSFは思ったよりもオマケ要素…というかツールであってメインではない。
ごたまぜ過ぎて何が何やらとなりそうなもんだけど、
そこを絶妙な笑いと泣きと緊張のバランスとスピード感で惹きつけ続けて、
ラストシーンまでエヴリン一家と一緒にジャンプした感覚。
ラストシーンほんまホッとしたし、家族いいな〜と思ったしこっちもニコニコしちゃう。
ミシェル・ヨーのカンフーを始めとしたアクションに加えて、コメディもホラーも質が高いのでずっと楽しい。
ただ、くっだらない下ネタがバンバン出てくるので冷める人はいるかも。下ネタと言ってもカラッとしてるし自分はめっちゃ好き。謎の攻防笑える。
マルチバースジャンプの馬鹿すぎる設定やら無秩序の表現やら、中盤までのお笑い要素強めな展開からぐっとシリアスに変わるのもバランスいいなー。
ずーっと秩序が存在しなくてデタラメでメチャクチャなんだけど、だからこそ色んな表現でメッセージを伝えられて、さらにはラストでキレイにまとめ上げられるんだと思う。あえての無秩序というか。うまく言えないけど。すごい。
真っ黒ベーグルを反転させると目玉になってる？ウェイモンドはちゃんと戦ってきてた。楽観視大事。貼りまくれ。エヴリンにはウェイモンドが必要なんだとぐっときた。
