アカデミー賞授賞式前に鑑賞！観に行ってよかった。
噂に違わぬカオスっぷり。
石のシーンで「我々は何を見せられているんだろう……笑」と思った。
マルチバースという特殊な設定の割に状況説明もその後の展開も普通の映画以上に目まぐるしく進んでいく。
なので細かく理解しようとするよりも、「まあ何かたぶんこういうことだろうな」といったん仮で理解して観ていく方が楽しめる作品だなと思った。
終盤になるとこの作品が伝えたかったことなど、大事なことをキャラクター達が話す場面が増えてくるんだけど、若干哲学的な言い回しなので何のことを言ってるのか、少しつかみにくいところも。
同じダニエルズの作品だと「スイス・アーミーマン」の方がわかりやすいかもしれない。
それでも、マルチバースと現実がリンクしたときのシーンはワクワクしたし、監督のお二人は普段からすごく色々なものにアンテナを張ってる方々なんだろうなというのが伝わってくる、たくさんの驚きがある映像体験だった。
カンフーってやっぱカッコいい。
ウェイモンド役のキー・ホイ・クアンさん、オスカー受賞できるといいなあ……応援してる！
