映画侍

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスの映画侍のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

【第1章】
everything

今作の世界観であるパラレルワールドを紹介。全ての“世界"は自分の過去にしてきた人生の何気ない選択の分岐によるもの、パラレルワールドで経験した出来事、感情までもを“ジャンプ"する事で共有できるというもの。
自分が起こした行動一つ一つで何者にでもなれた、このメッセージ大好きです。

【第二章】
everywhere

何者にでもなれるからこそ、何者になれるとしても意味があると思える瞬間なんてほんと一瞬。殆どは嫌な事だらけで、その全て乗り越える必要がある。娘さんはその事に嫌気がさして、全てを消し去る"ベーグル"を生み出した(?)のだと勝手に判断して観てました。

第一章で何者にでもなれると思わせられて、この第二章での無意味じゃね?というメッセージ。(尚勝手推測)グサァ刺さりました。

【第Ⅲ章】
all at once

第二章の終わりから、夫が動き出す。
どんなに嫌でも生きるしかない、そのために全ては自分が悪いんじゃないか?と思って生きてるんだと。そう思って人に優しく接する事が大事、だってみんな生きてるんだから。

ここもまたグサァ刺さりましたわ

ちょっと勝手に解釈し過ぎてるから考察読んでみるか、めちゃめちゃ良かった。
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