おはぎのえいが

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのおはぎのえいがのレビュー・感想・評価

4.0
エブエブ、遅れながらの鑑賞…
U-NEXTにもう出てたので、ポイントで。
映画館で見るべきでした、、、

結論、笑った。そして勿論、面白かった。

昨今、マルチバースを題材にする映画が増えつつあって、僕もmarvel作品を中心に鑑賞したことがあったので、それなりに理解はあると思っていた。

正直、この作品を2回連続で鑑賞したのだが、1回目は口があんぐり。
特有の単語が脳の少ない僕には、中々ついていけず、2回目はネットである程度単語と大まかなあらすじを確認した上で、もう一度。

ネタバレ要素は含みたくないので、ポイント節節でレビューする。

■ヴィラン(ジョブトゥパキ)
この作品のヴィランは他作品のヴィランとは少し異なるように感じる。
割と現代でも陥りやすい虚無感と虚無感から生まれる期待をヴィランを通して描かれていて、視聴者側としてもそこに感情移入してしまう人も多いのでは?と思った。

■ ウェイモンド役キー・ホイ・クァン
キー・ホイ・クァンが出演する映画は
僕はグーニーズ、インディー以来だったので、成長に驚き…笑 あの可愛い子役が、可愛いおじさんになってましたね笑
演技はもう完璧ウェイモンドで、この作品の鍵となる役柄を見事にこなしていた印象。
マルチバースネタともあり、様々なウェイモンドを演じる必要があったが、微妙な変化を演出するセンスすげえ!!と見ていて思った。

■様々な映画の引用
鑑賞していて、皆さんも思った通り、様々な映画作品が引用として使われて、都度そのモチーフとなったセリフや動作が頭の中に過りました。インディーやスターウォーズ、2001年宇宙の旅、マトリックス、レミーの美味しいレストランなど…全部が全部拾いきれず… 発見という別の楽しみ方をある意味できた映画でした。

■内容について
内容については、絶妙なおふざけ具合で展開していく話に感動。少々韓国映画っぽい、現実的の様で、非現実的な要素をリアルティのある表現で描かれていたと感じた。
コメディちっくなアクション映画だったが、
マルチバースを用いて自由自在に話を進めるこの作品の監督を務めたダニエルズはそのものがエヴリンなんか。