おはぎのえいが

テルマ&ルイーズのおはぎのえいがのレビュー・感想・評価

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)
4.6
そいえばリドリースコット監督も今年で87歳…これからもずっと長生きして作品を作り続けて欲しいと切実に思う。

さてさて、とにかく名シーンが多すぎて整理できないが、最高なロードリップ作品だった。フェミニスト映画と言われているのも納得である。確かに彼女らがこの映画で男側に抑圧されることなく、物語が展開していくし、特にテルマは冒頭からは打って変わって、何かの柵から解放されたように捉えられる。

フォードサンダーバードむちゃくちゃカッコよかったですね…乗ってみたい。

ラストにハーヴェイカイテルおじさんがテルマとルイーズの乗る車を追いかけるあの切なさ…覚悟を決めたあの2人も含めて色んな所で感情移入してしまい、グッときた。
希望による選択なのか否か、議論が生まれるエンディングとのことだが、僕は希望であって欲しいと思う。