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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのsakのレビュー・感想・評価

3.6
マルチバースによって優しさに気づき、家族愛を認識するという理解で良いのだろうか。
ソーセージにベーグルや岩であったり、曖昧な夢の世界を映像化したような感覚で謎の世界観だったし、マルチバースだからこそハチャメチャやっても許されるのかなと思う。

変な行動をきっかけに様々な世界に存在する自分たちの能力を付加するというトリッキーな仕掛けは面白く、見応えあるカンフーアクションも相まって楽しかった。

今までの受賞作品とは毛色が違うし、なかなか理解の難しい内容だから、正直なところアカデミー賞を獲ったことが驚き。
理解をやめて感覚的に観終わった感想としては、演技が大変だろうなぁと思うと同時に、違和感なく変化を演じる役者さん達が凄いなぁと思った。
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