このレビューはネタバレを含みます
ポスターとか予告をみた時から
(あ、また似たようなものを…)
と思ってたからあまり期待していなかったけど、おおむね予想通りというところ。
なんでこう似せるんだろう？
意図があってのことなのは理解しているけど…
どれも天変地異が起きたり、空を星が降ったりみみずが飛んだりする。”新海誠の空”(こう言えば伝わってしまいますよね)も見飽きてしまった。
ポスターの見た目もエンドの仕方も同じだし。
君の名は。で話の途中でガンガンRADWIMPSが鳴ってたのから変化して今回は劇伴は静かだったなど変化も勿論あるんだけど、新しい感動を見つけるのが難しかった
ちなみに秒速5センチメートルは初めて見た時心が震えたし見返しても好きだなと思える映画だし、君の名は。では映像美に鳥肌が立った。でもそれ以降は… 繰り返しになるけど新しい感動がない。
テーマとして震災を扱っていたけど、
猫に『みんな死ぬね！たくさんの人が死ぬね！』ってあんな露骨に言わせるのはどうなの？と思ってしまった。「閉じ師」とよばれる人がいて、世の中の災害を食い止めているけど、3.11では閉じ師が働かなかったから(?)あんなことが起きました、という描き方を、被災した人はどう受け取るんだろう…これは自分が被災者じゃないから想像の範疇を出ないけど。
史実(事実)をファンタジーの中で扱うって難しいと思う。
