このレビューはネタバレを含みます
人生のワースト映画かもしれない…。
3.11を引き合いに出す必要がどこにあるのかわからなかった…。
当時、東北であの地震を経験した身からすると、あの恐怖を、主人公の単純な言葉をもって癒すことは、正直難しいのではないか？特に大事な人を亡くしている人にとっては…。
あれを見て、救われた人っているのかしら？
私にとっては、癒しを感じることは全くできず、全てを否定する結末にしか見えなかった。
残念ながら、悲しみと怒りだけを感じた映画でした。
追記:
少し落ち着いてきたので、追記。
登場人物の行動原理の意味不明さ、ストーリーの浅さに関しては他の方も書いてくださってる。やっぱり意味わからないよね…。
そのグダグダの上で震災というリアルを薄く出してくるのが、許せないな、という感想です。
あとは、あの震災がミミズとやらによって起きたものなのだとしたら(そんな前提を言うのも正直かなり憚られるのですが…それともあの震災は天災という扱いなのでしょうか？)、しくじったのはソウタくんのお父さんあたりの世代なんですかね？
すずめちゃんは、地震の原因がミミズだと知ったのなら、ソウタ君の家系を恨むくらいの悩みが生まれそうなものだけども…。
イケメンだからオールオッケー好きになっちゃったからそこまで考えてません！ということだったら、本当にこの主人公まずいな…と思いました…。
