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すずめの戸締まりのayakaのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

監督にお会いして、お伝えしたい。
監督が描きたかったもの、伝えたかったもの、全部受け取りました。

今はもう人々に忘れ去られたかつては人の声で賑わっていた場所、
大切な人は突然、でも必然的に出来ること、
女性ならではの見ず知らずの他人を思いやり背中を押す力が備わっていること、
死と向き合った人はいつでも自死の選択があること、
神は無邪気に人を求める存在であること、
人は過ちをいつでも繰り返すこと、
たとえ他人の命でもそれぞれの生活を思えば天秤にかけられないこと、
古来から続く神々への祈りは人々を何度も救い、共に在ったこと、
言わなければ伝わらないこと、言わなくても伝わることがあること、
「ただいま」がなかった「いってきます」がたくさんあったこと…

触れる度に何度も涙が溢れた。
間違いなく新海誠監督の最高傑作であり、今期一ではないでしょうか。

もうすぐ、12年経つんですね。
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