このレビューはネタバレを含みます
あの日、いつものように家を出て、見送ったのに、おかえりとただいまを言えなかった人たちの気持ちの戸締まりの話
そのテーマはよかったのだけど、被災者で、その時のこと、お母さんのこと、思い出せなくなるくらい傷ついているはずのすずめが、なりゆきで閉じ師の作業を手伝えるのが不思議だった。
人力で地震を止められるんなら、なんであれは止めてくれなかったの!?とそれはもうめっちゃくちゃにキレ散らかしていいのでは、と思っちゃった。
私は被災者ではないから、トンチンカンな感想かもしれないけど。