このレビューはネタバレを含みます
観るのが遅くなって本当に後悔した。
毎日の生活に必死だから、そんなことは分かったつもりになって忘れてしまっている。
人は生かされているということ。
そして死は日常と隣り合わせということ。
昨日まであった日常が突然奪われるかもしれないということ。
過去日常を奪われた人々も今を生きているということ。
愛はその人の為に犠牲になれるということ。
愛はその人の為に生きたいと思うということ。
もし4歳のわたしに出会った時、わたしを抱きしめて、今生きていることを伝えられるように、どうか日常が少しでも長く続きますように。
帰り道で目の前を横切った白い猫に、思わず祈った。