よしみ

すずめの戸締まりのよしみのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

君の名は。の地上波で頭の12分を観て、
観に行きたくなって、でもコロナやら、体調不良が続き、なかなか行けず。
上映が終わる前に!やっと観れた。

全体的に、ハラハラとかゆうより、ずっと落ち着いて観れる感じ。

とにかくずっと、原菜乃華ちゃんの声が可愛い。
個人的には、草太の声が、なんとなく違和感。。

全体を通して、すごく一貫性があって、
3.11の震災の怖さや、日本の震災を具現化したミミズに表現したり、主人公のトラウマのような絶望からの希望だったり。
大きいテーマについての表現がすごくわかりやすく伝えてきてるなと思った。

表現したい事がダイレクトに伝わって、
予定調和なようで予定調和じゃない。
個人的には、深海監督の作品で、君の名は。の次ぐらいに好き。

ただ、ちょっと。
すずめと草太の距離感とか、親密度とか。
旅で出会うみかん娘や、スナックのママたちも、
もう何年も一緒に時を過ごしてきた親戚のような関係になるのが早すぎて、
え、そんなに!?仲良くなれる!?と、距離のつめ方について、
冷静に見ちゃう感じはあった。

天気の子みたいに、スポンサーが多すぎなかったのも良き。マック、ローソン、駅中の水ぐらい?

個人的には、環さんが今までの想いをインターでダーってぶつけるところ。そして、自転車漕ぎながらそれだけじゃないと言うところ。すごく人間っぽくて好きだった。

神木隆之介は間違いなく存在感が最高。

気持ち悪いけど、天災の描写は圧感。
ただ、自分が被災者だったら観れるかと言われたら、辛くて観れないかもしれない。

3.11の映画だという事前情報込みで、
映画館で観るか観ないか、悩んでたら、観た方がいいと思う。

カナタハルカの、ラストの曲のかかり方は相変わらず好き。

戸締まりもなんか、防犯意識でやっていたけど、違った気持ちで鍵をかけていけそう。
よしみ

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