マサルさん

すずめの戸締まりのマサルさんのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
3.1
全くの事前知識が無いまま、2024年1月1日夜WOWOWにて。
冒頭の注意に驚き、タイミングを感じつつ視聴。

で、その重み以外の感想。
『天気の子』同様に青年期の冒険と相対する保護者などの社会の構図が出ており、それがしがらみとなって(言うなれば一昔前のトム・ソーヤ的な)爽快な冒険譚とならないのがややつらかった(理由やルールもわからないままの巻き込まれ話なので余計に)。
合間のジブリオマージュ(耳すまや魔女宅などは自らの言及もあったし)もあって、エンディングでの旅路逆流の再会の絵などは微笑ましかった。