このレビューはネタバレを含みます
お母さんを求めて泣くすずめがかわいそうで泣いた。
災害で大人も子どもも正常でなくて、寒くて家もないし、妄想で「お母さんが帰らないのは家がわからないから」と思い込んで、岩手から九州に引っ越して。命があるかないかはラッキーだと思うよねそりゃ。
ということですずめだけで物語作れなかったでしょうか。生きてる意味ないと思ってる現代のティーンが力強く生きようとする物語をさ。
魔法少女みたいな。ダイジンと椅子を混ぜたお供を連れて。
ファンタジーやってこりちゃったのかな。
ソウタさんを好きになるのがわからない。顔がいいとか?やりたいことが決まっててもっと生きたいと言ってて自分と正反対だから?んー。腹落ちしない。
おばさんの聞き取りやすい方言も苛立った。
ミミズが地上に出ようとするのはなんでなん?向こう側の言い分も知りたかった。
要石納めとけ、みたいな抑え方も根本解決にならないし。
3.11を越えたノートがシワも汚れもひとつもなく12年保存されてたの不思議