皆様'23明けましておめでとうございます🎍
'22レヴュー残①/③
「政府は処刑費用を節約できる
ケチな考え方だな」
ブラジルのアルベルト・カヴァルカンティ監督による、リベンジ【ブリティッシュ・ノワール】。
窃盗団のボス、ナルシー(グリフィス・ジョーンズ)に誘われ、仲間になった元空軍兵、クレム・モーガン(トレヴァー・ハワード)。
裏切られ逮捕されるも、復讐のために脱獄する…。
冒頭からナルシーの表向き葬儀屋の闇商人を映し出す。
[滑らかに働くカメラ、長回し傾向が特徴]
ナルシーは、友人で元軍人のモーガンを仲間に引き入れる。
初日、モーガンの婚約者、エレン(イヴ・アシュリー)がナルシーと一緒だった。
[こういう細かい脚本が、後の説得力を生む]
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が、、早々揉める。
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ナルシーは、友人でも自分に刃向かったモーガンが許せなかった、、
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窃盗後にハメられて、警官殺しになったモーガンは刑務所行きに。
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服役早々、面会に来たのは、恋人のエレンではなく、裏切ったナルシーの恋人、サリー・コナー(サリー・グレイ)だった。
そして、知らされる事実、、モーガンは、信じず突っぱねて帰すが、、
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サリーには、モーガンを出所させたい 復讐の理由 があったのだ。
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面会を知ったナルシーは、コーラスガールのサリーの楽屋に行って暴行する。
[暴行シークエンスのカット割、演出が素晴らしい]
モーガンが、脱走。
偶々逃げ込んだ家のフェンショー夫人は、着替えに食事、やけに親切だった、、
その理由(代償)とは⁈⁈
ヒッチハイクしたトラック、検問のドキハラ→その結末。
[見せ方が上手い]
サリーの家に転がり込んで色々と世話になる。
出て行く前に刑事が訪ねて来て、絶対絶滅⁈
サリーの安否は⁈
ナルシーとしては、
真犯人の証言になるソーピー(ジャック・マクノートン)の口封じをしなくてはならない。
[トレヴァーのボス役は、冷徹で凄みがあった]
クライマックスは、葬儀社での対決。
銃より素手喧嘩。
無実が証明されるのか⁈
中々ビターな締め←ブリティッシュらしい⁈
◯◯◯の後姿が寂しい。
ハメられた男が、ボスに 報復する というポピュラーなリベンジプロットだが、中々濃い展開を見せ、飽きさせなかった。
ある意味、サリーが主役とも捉えられる。