ミシンそば

夏へのトンネル、さよならの出口のミシンそばのレビュー・感想・評価

3.8
平成一桁の陰キャオッサンには結構刺さる内容だったと同時に、「青いなあ」って、キャラの短絡さとか、願望器的存在へのスタンスとか観るにアリアリと伝わる内容でもあった。

主役二人の甘酸っぱくて時々痛々しいところにのみフューチャーしている作りなので、多分原作では拾われてるところは結構省かれてるんだろうなってキャラも数人。
ここんトコはテレビシリーズ向きの内容だったんじゃって思いもしたけど、過去の重いエピソードとかは拾っていないから重くなりすぎないと言う思いもちょっとだけある。
何にせよ、二人の関係、最高に痛々しいよ(褒め言葉)。

最初に言ったが、平成一桁の陰キャな自分はともかく、令和を生きる平成二桁の陽キャにはあんま刺さらないかもね。