黒澤明の名作『生きる』をノーベル賞作家のカズオ・イシグロが脚色した本作。
鑑賞前は「ホントに大丈夫〜?今まで映画史に残る名作をリメイクした作品って99%失敗してんだけどww」って思ってたけど、これは残りの1%のやつだった…。結論だけ言うとボロ泣き🤦笑
黒澤×橋本×小国と神々が創造した骨格、構成は全くイジらずにガスオ・イシグロの繊細で美しい台詞の数々が彩りを添えている脚本。なんてプロフェッショナルなお仕事ぶりなんだろう🥺俳優から発せられる台詞のひとつひとつに惚れ惚れする。
ストーリーは映画ファンなら誰しもが頭に入っているからネタバレなんて気にしなくもいいんだろうけど、主人公の課長が生まれ変わって視察に赴くカットは震えるほどいい!この場面はもしかしたら原作超えしてるかも。そして公園のあのシーン…❄
コロナ禍の2年間を経験した現在だからこそ深く突き刺さる作品。うさちゃんうさちゃん!🐇