日本版「生きる」のリメイクという事で気になり映画館に足を運びました。
日本版の泥臭さがイギリス版ではスタイリッシュな映像になっていました。
音楽は格調高くクラシカルな印象。
主役の俳優さんの歌うシーンもありましたが、なかなかいいお声。
寿命が尽きようとしている最後の時間に、生き切ったと思えない自分のこれまでの人生を悔やむ憂い溢れる歌声でした。
ただお話のキモになっている「公園の整備の問題」シーンがどうにも上っ面だけの印象。陳情に来た婦人方のどうしてもという強く訴える熱意が伝わって来なかったのが残念。
時代背景も違うし無理があるのかな？
イギリスのお役所と日本のお役所のシステムはこんなに似通ったものなのか？その辺もどうなんだろうと疑問が浮かびました。
