黒澤明のオリジナル版は見ていないし、内容も知らずに鑑賞。
1950年代の役所のたらい回しから始まって、「えっ、こんな話？」と思ったけれど、余命宣告された主人公が、誰にも話せず、何日も無断欠勤し、どうしていいか分からない毎日の中で、あの女子と関わる内に何か憑き物が取れたかのように、精力的に残された日を駆け抜ける。
画面では、けっこうおじいちゃんに見えたけど、役所勤めの課長だから、まだ60歳前？
でも、何も知らされなかった息子にとってはどうだろう。
親子のあり方も、時代に関係なく色々難しい。
若い男女2人がとても好感が持てたなぁ。
