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殺人鬼の存在証明のぴぴぴのレビュー・感想・評価

殺人鬼の存在証明(2021年製作の映画)
3.7
1978年から始まった女性連続殺人事件
終結はソ連崩壊の1991年
全体を通じて明るい場面はひとつもない
鬱屈とした空気が常に流れ、拷問のような取り調べ
上層部の意向で早期解決を求められ、無関係な犯人をでっち上げる
ソ連末期の典型的な様相というより、現在も変わらないのでは…
ロシア映画でミステリーは初めてだったけれど、救いのなさがハンパない
日本での女性連続殺人事件といえば、大久保清、宮崎勤が有名
でも、彼等はちゃんと逮捕され、裁判で死刑判決、執行されている
事実に基づいた作品ではないのかもしれないが、落差を感じる
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