kk

生きる LIVINGのkkのネタバレレビュー・内容・結末

生きる LIVING(2022年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

原作の「生きる」を観たのが遠い昔でブランコに乗って「命短し恋せよ乙女」を歌っているシーンしか覚えていないので比較はできない
英国紳士のハットにスーツという着こなしやひとつひとつの所作がとても美しくてビル・ナイの佇まいを見られるだけでも至福
ピアノの旋律も優美で耳を傾けることもしばしば、かつクラシカルなビジュアルに目を奪われる
ミスターゾンビというあだ名を付けられる程度には"死んでいるのに動いている"だけの生活を送っていたウィリアムズが、余命宣告を受けて、右往左往したのちにようやく生き始める
生きるということに遅すぎることはないんだな、とハンカチ必携の映画でした
kk

kk