このレビューはネタバレを含みます
黒澤明の生きるを見てないので比べようが無いのだけれど。
ちょいちょい泣かせに来るけど、嫌いじゃない。泣かせよう泣かせようとしてくる作品は好きじゃないけれど、これは違ったかな。
少し物足りなさも残るけれど、多分それで正解なんだと思う。
目の前のことをただひたすら処理する事に自分も流されて、誓いすら思い出せなくなってしまうって普通にあるあるで、そのまま老いても仕方ないのだろう。
大人になると熱くなる事、夢中になる事がグッと少なくなってしまうから、熱くなれる何かを持ってる人って羨ましいし凄いなって思う。