生きる LIVINGのkaoruiのレビュー・感想・評価

オリジナルのギラギラした部分、庶民の土に塗れたわい雑な部分が時に面映い部分（これは全くもって黒澤らしい）もあったのだが、紳士とアイロニーの国、イギリス風にソフィスケイトされて、ビルナイのジェントルな立ち居振る舞いと相まってこの作品のテーマが今の僕にすんなり入ってきた。真に生きること、真摯に仕事に取り組むこと。

ふと音楽ホールのプロジェクトに一生懸命取り組んでいる息子に思いを馳せた。
僕も明日から仕事がんばろう。