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生きる LIVINGのryocoのレビュー・感想・評価

生きる LIVING(2022年製作の映画)
4.1
生きるってなんだろうなとかいっそのこと生まれ変わるなら人間以外がいいなとか考えることがたまーにあるけど、生き方のロールモデルが示されるシチュエーションもないし深く考えるきっかけもなかった。

この原題、黒澤映画を知ったのは大学の必修であった都市緑化の授業。きっと教授は都市緑化の是非じゃなく、生き方のひとつとして知って欲しかったんだろうな。

50年代のロンドンは美しく、所々出てくる公園は自然と共生するイングリッシュガーデンで市民の心和らぐ大事な場所なのが伝わってきた。

来月から仕事を再開する私には、生きることだけじゃなくて働くことについてまた改めて考えさせられた。なんとなく生きてる私にとって良きロールモデルを知れたし、今年映画館で1番泣いちゃった映画。
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