先日、初めてクロサワ監督の「生きる」を映画館で観て、それをカズオ・イシグロ脚本でイギリスでリメイクされたとのことで鑑賞。
モノクロとカラーということもあり、当時のレトロな雰囲気に対する日本人としての憧憬もあり、イギリスのリメイク版は全般的に美しく静かでした。主役の2人の顔立ちも、あっさりVSギラギラ、演技も淡々VS鬼気迫る、イギリス版は小津的で、クロサワ版はハリウッド的に感じました。
ストーリーを追う必要がなかったので集中できたせいか、涙はこちらの方が多かったです。
改めてクロサワ版の良さも確認できて、観てよかったです。
9月には、「生きる」のミュージカルも鑑賞予定なので、楽しみです。