NFLニューオーリンズ・セインツのヘッドコーチで優勝経験もあるショーン・ペイトン（ケビン・ジェームズ）は、不祥事により活動停止処分を受ける。ペイトンは地元に戻って親子関係を修復するため、息子が所属する弱小チームを指導することになる。
アメフト好きなので、不祥事で干されたショーン・ペイトンを逆手に取ったチャレンジングな作品ということで興味津々で鑑賞したが、映画というよりはアメリカのコメディドラマの1話を観ているようだった。
酷いホテルとかエナジーバーとかママの色仕掛けとか、無理にエピソードを重ねて90分持たせたって感じ。
親子の溝はあっさり埋まって、チームが急に強くなって、最後はペイトンが急に理解者になってと、お粗末な内容だったけど、“勝つことよりも仲間と楽しまないと！” という分かりやすいメッセージが爽やかで、それなりに感動してしまうのがスポーツものの不思議なところだ。
ハーラン君とブルックちゃんの淡い恋が可愛かった。
