きうい

ミュンヘン:戦火燃ゆる前にのきういのレビュー・感想・評価

4.2
当時のドイツでのヒトラーへの熱狂が生々しい。「反ユダヤのために投票するのではなく、ドイツの未来のためにヒトラーに投票する」とは言っても1票は1票で、ヒトラーへの票は反ユダヤ主義の肯定になってしまう。政権は反ユダヤ主義への1票と輝かしいドイツへの1票を区別はしてくれない。
ミュンヘン会談とその後の展開をすでに知っているからこそレガトとハートマンのことを思うとやるせなくなる。


レガトの妻がただのバカ女にしか見えないのと、ヒトラーが全然似てないのだけなんとかなりませんか?
きうい

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