このレビューはネタバレを含みます
話も役者も全員良い。1カット1カットが綺麗で、間合いも素晴らしくずっと見ていたいような映画でした。
最初の鳩を助けるシーンも雰囲気がなんとも言えなく、印象深かった。
中盤、ほとんどのシーンが映画館のみで、ヒラリーの入院の様子を映してないのも敢えてなのかなと考えてみたり。
途中、スティーヴンが理不尽に暴行を受けるシーンは辛かったけど、腐らずにいてそりゃ魅力的な人ですわ。
最後に、スティーヴンが大学に行くと伝えたときのヒラリーの表情とかリアクションが天才すぎる。
この後の2人がどうなるかはわからないけど、ヒラリーは映画を楽しむこと・映画館との仲間と自分の居場所を見つけて良き人生を送っていくんだろうなということが垣間見れた。
映画館の話はやっぱり良い映画が多いと思いました。