すいれん

TAR/ターのすいれんのレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
3.8
ジェンダーを隠れ蓑にした無自覚なセクハラ、芸術を盾にした加害者擁護、キャンセルカルチャーの危険性、考えることのとても多い作品。

どんなに立派な経歴があろうが、人間は人間。こんなに簡単に?と思うような歯車の狂い方もターの本質を考えればさもありなん。

最大の疑問の答えを出さないのは真実かどうかは結果に左右しないから。報道だけ聞けば簡単に流されてしまうのが世論。今はあまりにタイムリーすぎる。