このレビューはネタバレを含みます
マーク・ストロングがアデランスしてる!
そういうこと言わない。
誰がこの言葉を聞いてどう思うか考えなきゃイカン。クスッとしてもらいたいのが意図でも、全員がそう思うとは限らない。
マエストロとして確固たる地位を築き順風満帆のように思えても、その仕事は重い責任がつきまとう。人それぞれ人生を賭けて努力してきた中から○×を決めなければならい。
グラモフォンのベスト盤を持ってるのでオーケストラを舞台にバチバチなバトルを繰り広げる感じかな?と思い込んでたら話が進むにつれ少しずつ歯車が狂ってく。じわじわと滑り台の斜度がきつくなってく感じが凄い。そしてラストの落ちっぷり。それでも指揮者をしようとするんだからメンタル強いよなぁ。自分だったら確実に自○してる。