ミム

TAR/ターのミムのレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
3.3
高慢で問題だらけの指揮者をオーラバリバリで演じ切ったケイト・ブランシェットに脱帽。

地位と名声を手に入れた女性指揮者の崩壊劇。
物語の展開に派手さが無く、淡々とした会話が続いて眠くなる。
とはいえその会話の要所要所にターの人格の問題点が描かれているから必要なんだけど、正直かったるくなった。休憩しながらやっと見終えた。
ターの潔癖完璧利己主義な様は格好いいけど敵を作るタイプで見ててムカムカする。
若いチェロ奏者の娘にあからさまにのめり込んでる感じは滑稽で、その辺の不倫野郎と変わらないなーとある種の親近感。笑
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