あろは

TAR/ターのあろはのレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
4.0
才能に人生を蝕まれた女。

指揮者として、作曲家として、その類まれなる能力を、努力と才能で掴み取ったターだったが、栄光に潜む罠なのか、栄光と共に膨れ上がる傲慢さなのか、セクハラにパワハラと彼女の傍若無人の振る舞いは、次第に周囲との軋轢を生み、決定的な事件を引き起こす。

絶対的権力に打ち勝つべきは自分自身。

製作費2,500万ドル
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