原作は未読。アニメ版は、要所を掻い摘んだストーリーに再構成してるのかな?
深町何がしたかったんや…とちょっと思ってしまった。執着とも言えるジャーナリズム精神は格好良いのだが。
山のシーンは圧巻。美しくも、常に死と隣り合わせという緊迫感がかなり鮮明に伝わってくる。達成感とか感動とかを「登る理由」にしているうちは決して踏み込めない。取り憑かれているものにしか、挑むことも許されない世界だ。
日本のアニメのオーバーな感じが苦手なのもあって、絵柄と演出は没入しやすかった。
羽生の無駄のない動きには思わずじっと見入ってしまう。あの判断力と自然を読む力を備えたい。せいぜい2000メートル級が関の山ですけど、憧れるだけは自由!