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家なき子のmitakosamaのレビュー・感想・評価

家なき子(1994年製作の映画)
3.3
同情するなら金をくれー!でお馴染みのテレビドラマの映画版。スカパーでやってたので見たが、この機会が無かったら一生見なかったろうな。

テレビドラマの後の話で、すすがなんとサーカス団に買い取られる話。孤児が軟禁されてサーカスで働かされる…っていつの時代の話だよ(笑)
サーカス団の団長は特殊メイクで顔が変形した斉藤洋介。その妻にドラマから引き続き出演の叔母・小柳ルミ子。
サーカス団を支援する政治家に古尾谷雅人。サーカス団のイケメンに堂本光一。
他にもチョイ役で出演者は豪華だ。

サーカスってだけでもトンデモ設定なのに、議員の隠し子が光一で、しかも殺しにかかる。光一が妹の様に慕う子は心臓病で手術を急する。京本政樹演じる医者が救うが殺される。

なんかもうトンデモ設定が盛り沢山過ぎるよ(笑)でも、不思議とここまで詰め込むとなんとなく成立してるんだよな。これは皮肉じゃなく何気に上手くまとめてると思った。

しかし安達祐実は今と全然変わらんな。この時点で完全体だもんな。今更ながら天才子役だったと感心するし、老けなさ加減も恐ろしい。

そらーときみとーのあいだーにはー♪
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