デンゼル・ワシントンと並び「ハズレ」の無い
俳優リーアム・ニーソン。
もう70代らしい。SWのクワイガンも年を取った。
本来もうアクション映画では説得力がでない
お年頃なのに今回も「フィクサー」の名に恥じ
ないFBIエージェント役を熱演。
自分が年を取ったせいか娘や孫を何より大事な
存在としてキャリアとの選択を考える主人公の
思いがひしひしと感じられ共感できる。
また犠牲になった若いエージェントや女性記者
への人間らしい「見守り」のまなざしは年を
取った者には共感できる感情でもある。
ストーリーの根幹となる部分の話はさして真新
しいものではないが、個々のエピソードはやっ
ぱりその手際の良さもあり面白い。
リーアムにとって彼のキャリアの終焉が迫って
きているのを感じているかのように新作にバンバン
出演するのを見ると嬉しいような悲しいような
複雑な気持ち。