中学生の時にレンタルビデオで鑑賞して以来、観ていなかったのだが今回U-NEXTで再鑑賞する機会を得たのでもう一度観てみることに…。🤔
独り身の老画家の老いと孤独がテーマということでベルイマンの『野いちご』が脳裏をよぎる。あの映画ほどヘビーで暗くはないにせよ「老いることの恐怖」が各シーンに於いて描かれている。それもフラッシュバックで…。やはりベルイマンの手法に近いものを感じる。
それ以外の面では良くある伝統的なフランス映画といった感じでインパクトには欠けるが、この監督らしい手際の良い演出で短い尺を一気観できる佳作となった。ただ、やんちゃな娘の描写が不足気味で少しお座なりな気もする。😓