田舎在住の老父の家に、息子一家と娘が帰省した日曜日の話です。何も起きません。
老父は妻に先立たれているので、田舎のぽつんと一軒家に、使用人のメルセデスと２人で住んでいます。わびしいです。画家です。
息子一家を最寄り駅まで徒歩で迎えに行く際、自分の歩みが遅いことを認めず、汽車が予定時間より早く着いたと言い張る人です。
ずいぶん評判が良いですが、老父目線だと厳しいです。
けっこう老父の心情が理解できるつもりのジジイのﾜｲから見てもつまらんので、若い人だと悶死するくらいつまらんと思います。
なので、若い人にはお薦めしません。観なくてイイです。
あるいは老親を持つ息子や娘の目線で観れば耐えられるかもしれません。それでもつまらんと思いますけどね。
老父しかいない実家に帰省する(／した)ことを想像する(／思い出す)とよいでしょう。
いろいろ話が弾んで楽しいでしょうか？ それとも何か無理やり理由を探して早めに撤収しようとするでしょうか？
さてこの映画はどっちのパターン？
