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バビ・ヤールのoのレビュー・感想・評価

バビ・ヤール(2021年製作の映画)
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凄まじい戦争の記録映画。
1941年、ナチス・ドイツ軍がウクライナを占領する。ウクライナから撤退する際、ソ連軍が仕掛けた爆弾によって大きな被害が出たことで、疑いの目がウクライナに住むユダヤ人に向けられてしまう。
映画のタイトルであるバビ・ヤールの地で、33,771人ものユダヤ人が射殺されてしまった事実。現地に残された大量の衣服などから、その数の多さを想像すると胸が痛い。
後半の軍法会議における証言の数々が生々しくて、戦争の凄惨さを思い知らせる。
終盤の執行の様子はまた違った複雑な思いを抱いた。
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