異様だ
観終わった後の余韻が異様
心の触れたことのないような、揺れたことのないところに、余韻がいる
感動させる、泣かせる、とかそんな意図的なもんはなくて、ケイコの事実だけが切り取られた映画だな〜
だから日常に溶け込んで、皆の余韻にぐっと入り込む
満席だったのに、上映後すごい空気だったもんな
冒頭の着替えのシーン、岸井ゆきのちゃんが鍛えたことが伝わってきた背中だったもん、ぐっとくる
鏡の前で会長とジャブをするシーン
もうこれがなくなってしまうんだって思ってるのかな、とか、この教えに救われたりしたんだろうな、とか、
ケイコは泣いてるけど、会長は見えないフリしてるのか、視力が至極落ちて見えていないだけなのかな、とか色んなこと考えたら感情がぐわっときて、一緒に泣いちゃったな ああいう恩師って、何にも変え難いから無くなってしまうことが許せないんだよね