ケイコ 目を澄ませてのひろのレビュー・感想・評価

ジムで練習中に、泣く声が聞こえてから、松浦慎一郎が泣いてる姿が映される。
音から情報が入ってくる。全編にわたって音の印象が強烈。

コロナ禍が終わり、40年後ぐらいにこの作品を若者が観たら、説明もなく皆がマスクをしてることを理解できるのだろうか。(「コロナ禍による会員の減少」という文は出てくるけれども)
男性とぶつかって、男性が持ち物を落として、岸井ゆきのに「拾え」と言うけど、「コロナ禍だから他人に触れて欲しくないだろう」とか言い出したら、コロナ禍への理解が深い40年後の未来人。